皮革製品は新たな加工貿易禁止品目に組み入れられます。

中国の輸出商品の構造を最適化し、低付加価値、低技術含有量の製品の輸出を抑制し、加工貿易の転換と高度化を推進し、対外貿易の成長方式の転換を実現するため、商務部、税関総署は昨日、今年に入ってからの第二陣加工貿易禁止類のカタログを共同で発表しました。

このカタログは主に動物製品、植物製品、動植物油脂、食品、飲料、鉱製品、化学製品、プラスチック及びその製品、鉄鋼及び製品、アルミ製品に関連しています。

また、いくつかの絶滅危惧動植物成分を含む製品も禁止類に含まれています。皮革製品、動物毛及び織物、靴類、アクセサリー製品、メガネ、時計、雑製品などが含まれています。

1999年から、中国は加工貿易商品に対して禁止類、制限類、許可類によって管理しています。

今年4月に商務部、税関総署、環境保護総局が2007年に第一回目の加工貿易禁止類商品リストを発表しました。1800余りの税金番号の製品に関連して、比較的大きなマクロコントロール措置で、輸出額は300億ドルぐらいです。

7月23日、商務部、税関総署はまた加工貿易制限類のカタログを発表しました。銅、鉛及び亜鉛などの初級金属加工製品及びプラスチック製品と繊維製品を追加しました。

今年1-11月の中国の加工貿易の輸出入は8946億ドルで、全国の対外貿易の輸出入総額の比率を占めるのは45%です。

加工貿易は急速に発展していますが、主に最終製品の組立とローエンド部品の組み合わせ生産に集中しています。労働集約度が高く、技術含有量が低いです。核心技術、製品設計、ソフトウェアサポート、肝心な部品セット、肝心な設備と金型及びブランドなどの環節において、多国籍企業の親会社に支配されています。

業界関係者によると、加工貿易禁止類、制限類のカタログの拡大は中国の輸出商品構造の最適化に積極的な作用があるだけでなく、わが国の対外貿易黒字を減少させ、「二高一資」製品の輸出を抑制する重要な意義を持っている。

商務部は昨日、今回の禁止品目の調整の重点は輸出商品の構造の最適化と過渡期などの面で適切な手配をしたことにあると表明しました。全体的に見て、企業のより高い技術量、より大きな増値段階への発展を促し、加工貿易の転換とアップグレードを推進し、加工貿易の持続的な健全な発展を実現することに積極的な役割を果たします。